『陶芸家 矢野孝徳』
福岡出身で上野焼(あがのやき。福岡県の伝統的工芸品の一つ)で修行を積み、現在は都内を中心に数々の名店の料理人から信頼を集める陶芸家。陶器一つひとつの温かみはもちろん、実際に使ったときの機能性の高さ、丈夫さも兼ね備えています。
【こだわり】
矢野氏の陶器は、酒井商会でも開業当初から長く愛用しています。土鍋も酒井商会で普段から使用しているものをベースに、ご家庭やキャンプなどの屋外シーンでも幅広くご利用いただけるよう工夫を凝らしています。
土鍋のサイズ、口径の大きさ、深さについては、1cm単位で何度も調整し、試作を重ねました。また、一般的な土鍋にある蓋の穴をなくすことで、よりお米に圧力がかかりひと粒ひと粒にしっかり熱が伝わり、もちっとした食感が生まれます。加熱時の吹きこぼれを最小限に抑えるために、土鍋本体のへりを高くしているのも特徴の一つです。
機能性や利便性だけでなく見た目にもこだわり、つやのないマットな質感は、土鍋で炊いたお米のつや感をよりいっそう引き立たせ、視覚からも炊き上がりの美味しさが感じられます。他の土鍋とは一線を画すこだわりの逸品です。
【土鍋ごはんの素の炊き方】
1. 土鍋にお米2合を入れる
2.出汁1パックと水を加えて、軽く混ぜる
3.必要な具材を入れて、蓋をして強火で火にかける
4.沸騰したら、弱火にして15分
5.一度蓋を開けてご飯の炊き具合を確認
※水分が少し多く感じたら、1~2分弱火にかける
※固く感じたら、火を止め水を少量足す
6.火を止め10分蒸らす
■ 土鍋の大きさ
高さ145mm x 直径250mm
■ 留意点
IH非対応